ティラノビルダーで作成したアプリをGoogle Playに公開する方法② (公開後の後日談)
お陰様でGoogle Playにアプリを公開することができました。(2021/08/29)
めでたしめでたし。。。じゃなかったです。
いや~Google様の審査が凄いシンドイ。
メタ情報のこれがダメ。あれがダメ。と・・・
一度で指摘して頂ければ一気に直すのですが一つ直すと、また一つと・・・
(メタ情報というのは「情報の情報」です。ここでいうメタ情報はGoogle Playのアプリ概要に記載される情報のことですね。)
ハッキリ言ってGoogle様の審査は同人サイトの審査よりも無茶苦茶理不尽でした。
問い合わせの電話窓口もありません。
(このご時世なので仕方がないのですが、メールのみです。一応フォローをしておくとレスポンスは意外と早かったですが・・・)
あまりの理不尽さにトラウマになりそうでした。
このサイトを訪れた皆さまが同じ苦労をしないように、私が遭遇した問題点を簡単にまとめておきます。
(細かいところは抜き。長くなるから。愚痴になるから。)
ちなみに見てお分かりの通り、アプリは年齢制限をしっかり指定したうえで下記のお話になります。
審査NG理由①

はい!
R16指定で、この画像はNGだそうです。
理由はGoogleのポリシー違反。
『乳房、臀部、性器を過度に強調する、あるいはそれらが最小限しか覆われていない衣服の着用』だそうです。
「放置少女等がOKでコレはダメってどうなんですか?」等の異議申立を2回したのですが、定型文のメールで突き返されました。
審査NG理由②

はい!次!アイコンがNG!
R16指定で、このアイコンはNGだそうです。
理由はやっぱりGoogleのポリシー違反。ポリシー違反の内容は不明。
ま~「水着がアウトで青年が銃を持っているのはセーフってどういうこと?」とは思っていましたが、アウトだったみたいですね・・・
水着をクリアした後に、NGと言われました。
先に言ってよね・・・
というか「世に出回っているガンゲーは全部アウトになるじゃん!」って思い困惑しました。
ウキウキ解決方法♪♪
エロゲーとかでもないのに・・・
これじゃゲームを出せないよ・・・
と嘆きながら、取り敢えずメタ情報だけ直して出したら審査が通りました♪
要は『全年齢の方が見れるパッケージさえ過激なものでなければ問題ない』ようです。
メタ情報というものは本来、商品の正しい情報を記載するべきだと思うのですが、正しい情報を記載すると負けます・・・
逆に正しい情報を記載しない(虚偽ではなく、敢えて伝えない)という手段なら審査が通ります。
これをやっていて頭をよぎったのが魔法少女まどかマギカのきゅーべえ!!
「詐欺じゃん!むしろGoogleのポリシーは大丈夫?」って思いました。
「これ、ゲーム内容をしっかり審査しているのかな?」と感じましたが、答えは99.9%審査をしていないです。
なぜ確信できるかというとですね・・・
自分はプログラムに関してはあまり知識がないので・・・

Googleに提出したアプリのValueがデフォルト設定の「My application」のままだったんです。
上の画像は値を修整したものですね。
ファイル名や提出したタイトルとかは全て「Bullet Game」にしていたのですが、ここの設定値を変えないとアプリをインストールした際にアプリのアイコンの下のファイル名が「My application」と表示されます。
要は起動テストどころかプログラムのソースも見ていないってことですね。
先にお話した「example.com」という初期設定でファイルを提出できないのであれば「My application」も審査ではじくべきですし、アプリ名が違っていればダウンロードしたユーザー様も困惑してしまいますので、ちゃんと指摘して頂かないといけないと思うのですが・・・
無知だった私が言うのもなんですが、最先端の技術を行くGoogle様ならちょっとソースを覗けばすぐに気づいて審査NGにならないといけない内容なんです。
といことでこんなシンプルな部分も確認していないようなので、ゲームの内容は全く見ていないでしょう。
ま~AppleとGoogleは最大のプラットフォームですからね。
大量のアプリを細かく審査している余裕はないでしょうし、この辺りはデベロッパーの自己責任ということでしょう。
アプリを販売させて頂いている身ですし、これ以上どうこう言うのも違うと思いますので・・・
結論としてメタ情報を大人しくしていれば審査は通ります。
【注意】
だからってエロゲーをGoogle Playに提出したらダメですよ。
Google Playにはそういうアプリは一切出回っていないですし、想像でしかないですがGoogle様はアプリ内の画像や動画を全てAIがチェックしていると思います。
特定のワードとかもそうかもしれません。
メタ情報の審査NGも異議申立をしても定型文でのメール返信も、審査を全てAIが行っているからかもしれません。
なので先に「ゲーム内容を審査しているのか?」の回答として「審査していない」と記載しまいたが、「ゲーム内容」つまりストーリーなどは審査をしていなく、画像やNGワードは審査しているというのが、おそらくの正解でしょう。
アプリを審査に出す前に年齢制限の設定や細かいアンケート?を記載する必要がありますし・・・
「AI(機械学習)でそこまでできるの?」という部分に関してですが、これはできるでしょう。
Google関係者に知り合いはいませんが、機械学習等をメインに仕事をしている知人がいますので、その方に聞いたところは可能のようです。
(正確にはプログラムとAIの併用ということですが、一般人にはAIもプログラムの一種に思え・・・
話が難しくなりすぎるので割愛しますが、今の技術なら人間が審査する必要はないようです。)
ということを参考にしてGoogle Playでアプリを公開してみてください。
トラウマは覚悟してね(笑)
