超簡単「LINEスタンプ」作成
LINEスタンプ、ゆる~く浮かぶ 『オバッケー』を販売中
私が随分前に作成したLINEスタンプです。
ゆるキャラ全盛期の時に作ったので10年以上前かな~
吊るさせながら、体を張ってお化けのゆるキャラを演じるオバッケー君です。
可愛かったんですかどね・・・
LINEスタンプはすぐに埋もれていくので・・・
ちょっと興味を持って頂いた方・・・買って<(_ _)>


LINE CREATORS MARKETとは
LINE CREATORS MARKET(ライン クレエイターズ マーケット)は世界にひとつのオリジナルスタンプを作って公開することができるサイトです。
登録は無料ですので、同人マンガを作る感覚でできますね。
分配額が1,000円以上を超えると送金申請ができます。
昔は8,000円ぐらいを超えないとできなかったのですが、だいぶハードルが下がりましたので、物づくりの最初のステップとして挑戦してみるといいと思います。
LINEスタンプの簡単な作り方(Photoshop編)
冒頭で「スタンプ買って♪」と書きましたが半分以上冗談です。
物づくりの楽しさをお伝えすることを主な目的に作成したサイトですので、
簡単なテクニックを紹介したいと思います。
Windowsにプリインストールされているペイントでも作れるのですが、ここではお手軽価格で使える一番メジャーなPhotoshopを使用した作成方法を紹介していきます。
Photoshopに関して。
まずは、Photoshopの新規作成で幅370pixel×鷹さ320pixelのキャンパスを用意します。

下の画像のようなキャンパスが出来上がります。

この1枚目のレイヤーに関しては「Ctrl」+「A」で全選択して、カラーを薄緑に変更し、「Alt」+「Delete」で塗りつぶしてしまいます。
※他にも塗りつぶす方法は多々ありますが、これが一番速いです。
※薄緑にする理由は目に優しい色という理由と、塗りつぶしツールを使う時に塗り残しをなくせるからです。
(白のままだと塗りつぶしツールを使った時に、細かい部分が塗れないことが多いです。)

2枚目のレイヤーを作成したら、ブラシツールでラフ画を描いていきます。
描き終わったら不透明度を30~50%に設定します。
※
Photoshopの弱点は手ぶれ防止機能がないことですので、手ぶれ防止機能を加えたい方は『Lazy Nezumi Pro』をインストールしておくことをお勧めします。
Photoshopのために作られたソフトですが、実は手ぶれ防止機能がない3D作成ソフトとかでも利用できる便利なソフトです。

3枚目のレイヤーを用意してペンツールでラフ画に綺麗な線を引いていきます。
(ラフ画はいらないという方は、ペンツールだけでOKですね。)
PhotoshopではExcelのマクロの様に同じ動作を記録する機能がありますので、ショートカットキーを作成しておくととても楽です。(この方法は後日紹介します。)

全ての線を描き終わったら、4枚目のレイヤーを用意して3枚目を最上部において、4枚目のレイヤーに色を塗れば完成です。バケツ型の塗りつぶしツールを使うかブラシで塗るのどちらかですね。
塗りつぶしツールを使う場合は『隣接』『全てのレイヤー』にチェックが入っていることを確認してください。

最後にレイヤー0の目玉アイコンをクリックして色をつけていない場所を透過させます。
これでLINEスタンプ用の透過画像の出来上がりですので、『ファイル』→『コピーを保存』→『ファイルの種類』でPNGを指定して保存すればオリジナルスタンプの出来上がりです。
(PNGは背景が透過する画像形式です。)
いかがでしたか?
メチャクチャ簡単ですね。
Photoshopに限らずレイヤーがあるイラストツールを使うと、楽にイラストが作れますので挑戦してみてください。

スタンプの販売手順など
スタンプができたらマニュアルにそって登録してみましょう。
マニュアルについて
ちなみにLINE様は非常に著作権等に厳しいです。
当たり前ではあるんですけどね(汗)
同人誌は二次創作ということで大目に見て頂ける場合が多いですが・・・、YouTubeとかもそうですね。LINE利用規約は著作権に関して徹底しています。
実は私のスタンプの最初のネーミングは「ゆるキャラ オバッケー」だったのですが、ゆるキャラとして登録されていないため、「ゆるキャラ」というワードがNGでした。
後はスターウォーズを真似てライトサーベルを持たせたらアウトでしたね。
徹底してオリジナル作品以外はリジェクトされ、再度修正して提出が必要になりますので、その点を留意してスタンプのアイディアを考えてみてください。
ちょっとイライラ。MARKETの問い合わせ先。
今はネットで全て解決の世の中なので、電話での問い合わせ先がないのはいいのですが・・・
(スタンプ販売したい方はある程度ネット事情をご存じのはずですし)
ただ、「LINE CREATORS MARKET」の問い合わせ先は恐ろしいほどサイトの奥底にあります。
まず、当然のようにマイページにはありません。
Q&Aの奥底にもありません。
「https://contact-cc.line.me/ja/」がお問い合わせ先です。
リスト選択で「iPhone」か「Android」を選択すると「LINE CREATORS MARKET」が表示されます。
なぜか「PC」を選択すると表示されない・・・
発生している問題を「上記以外」に選択すれば、サポートに問い合わせフォームを送信できる仕様みたいです。

まあ、ここにたどり着けばサポートに連絡しなくても大抵の問題は解決しますが、それにしても最深部すぎる・・・
大手キャリアでもここまではしない。
Yahoo!よりもシビア。
なんとなくそうしてる理由は察しがつきますけどね。