Expansion and retrofit
ここではPCデバイスのDIYDCの仕方について説明します。
デジタル作品ではなくPC本体の改造なのでDIYになるでしょうか?
まあ、デジタルクリエイトを行うためのマシンってやっぱりスペックが高い方がいいじゃないですか?
でもパソコンって高くてそうそう買い替えなんてできないですよね?
ということでDIYDCをするために必要不可欠な道具。
パソコンの改造をDo it yourslf♪してみましょう。
そんなに緊張する必要ありません。
ガンプラを作ったことがある方なら絶対にできます。
なんならガンプラより簡単です。
まずHDDのパソコンをご使用の方はSSDに換装してみましょう。
これでPCの処理速度は3倍以上向上します。
なんで?
と思うかもしれませんが、HDDはその名の通りハードディスクです。
PCの中で円盤が回っているんです。
対してSSDはSDカードのようなメモリチップにデータを記憶する媒体ですね。
音楽を聴く時にCDを再生するのとスマホ内のデータを再生する。
または映画を見る時にDVDを再生するのとスマホに保存されているデータを再生するのでは起動速度が段違いですよね。
ディスクのメリットはメモリチップより長期間データを保存できるなのですが、正直SDカードとかのデータが突然消えたという話はあまり聞きません。
理論値と実際はけっこう違うので。
なので、PCの処理速度重視。
安心して交換してみましょう♪
ちょっと躊躇すると思うのはPCの開け方です。
ノートPCや分離型のPCならネジをクルクル回せば開くのですが・・・
最近のPCってネジがない一体型がメインですよね。
コレ。
大抵のPCは裏蓋を上にスライドさせると開きます。
構造を考えるとそうなりますよね。
台座もついているんですから、横に開くとかはないです。
(稀に台座も外さない物もありますので、公式サイト等を確認してみてください。)
Modification
事前に用意しておいて頂くのはこちら。
これがSSDカードです。
1万円ぐらいから売ってます。
HDDに比べてメチャクチャ薄いですね。
こういうのができたおかげでスマホもPCも随分軽く薄くなりました。
SSDに換装する前にまずはパソコンのデータをSSDにコピーします。
用意したSSDの説明書の手順に従えばOSごと移行できます。
流石に当たり前ですよね。
パソコンを動かす大本。
OSがなければ何もできませんから・・・
データ移行が完了したらPCの裏蓋を開けます。
開けるとこんな感じです。
青枠で囲った部分がHDDです。
これを固定しているカバーのネジをドライバーでクルクルして外します。
取り外したHDDがコチラ。SSDに比べ重たいですね。
後はHDDが挿さっていた端子にSSDを差し替えれば換装作業はほぼ完了♪
一応裏蓋を閉じる前にPCがキチンと起動するか確認してみてください。
大丈夫なら裏蓋を・・・
と、ここで一つ問題が。
HDDを固定していたカバーって大きいので、SSDに合わないんです。
SSD用のカバーを用意してもいいのですが・・・
ぶっちゃけコレでPCに貼り付けるだけでいいです。
こんな雑な説明をするのは自分だけだと思いますが・・・
超強力両面テープ。マジ最強。
まず剝がれません。
でも剥がそうと思えばアロンアルファより簡単に剥がれる。
普通のDIYでも欠かせない一品ですね。
SSDを固定したら裏蓋を閉じて換装作業終了です。
お疲れ様でした。
流れ作業でメモリも増設、または換装しちゃいましょう。
パソコンは基本的にメモリを何枚か挿せる構造になっていますので、最初は増設でいいと思います。
で、メモリ。
RAMと呼ばれるものですね。
何故これを増設するとPCの処理が早くなるかというと。
これ。
現実世界でいう作業台です。
ひと昔前のパソコンのCPU。
作業する人は一人だったのですが、二人、四人と増え、最近は大抵8人の人がパソコン内で働いています。
オクタコアと呼ばれるCPUですね。
作業人数が増えたのに作業台が小さかったら作業は捗らないですよね。
だから大きくしてあげるんです。
CPU=人
メモリ=作業台(作業スペース)
HDD/SDD=建物/倉庫
です。
裏蓋を閉じて完了ですと言いましたが、どうせならメモリの増設も一緒にしちゃってください。
青枠のところがメモリです。
一枚挿さっていますが、通常二段構造でもう一つ空きストックがありますので用意しておいたメモリを挿すだけです。
SSD換装ができた方なら、コレは本当に簡単に終わります。
メモリはSSDより安価ですので、お金をかけたくない方はメモリの増設だけでも十分。
私的にはSSD換装の方が明らかにPC速度が向上しましたので、SSD換装をお勧めしますが。。。
メモリ増設の注意点はSSDと違って規格が様々という点です。
自分のPCに対応しているメモリはどれなのかを確認したうえでご準備ください。
このノリでCPUも換装!!
と言いたいところですが、コレは相当器用な方だけにしてください。
CPUを換装するのが一番いいのですが・・・
だって働く人の能力が何倍にもなるんだもん。
一般兵に働いてもらうか赤い彗星に働いてもらうかぐらい違うんだもん。
そもそもでCPUは高すぎます。
簡単にDIYDCできるお値段じゃありません。
このサイトの趣旨に反しますが、コレを買うならゲーミングPCを買った方がいいです。
以上がPC本体のDIYDC方法でした。
MicrosoftさんがWindows11にシフトチェンジしてしまったので、改造しないで新しいPCを買った方がいい時期ではあるので参考程度のお話でした。
ちなみに私はゲーミングPCを買って、改造を続けて頑張ってきた古いPCは子供にあげました。
PCデビューには超高性能だったので。
親が高いスマホに買い替え、古い機種を子供に渡す時代・・・
普通は逆なのに・・・
PCもそんなノリですね。