Photoshop techniques
ここでは「Photoshop」の便利技の一つ。
ブラシについて説明します。
このブラシを沢山用意しておくことで、大抵の背景は簡単に作成できるようになりますので、この技をしっかりおさえておきましょう。
取り敢えず、今回は簡単な空を作成していきます。
事前準備に青空のベースを用意します。
まあ、これはホントにざっくり。
グラデーションツールで薄い青と白あたりを使えばいいでしょう。
グラデーションツールについてはエクセルとかにも搭載されている初歩機能なので割愛しますね。
フォトショの標準ブラシはこんな感じですが、ぶっちゃけこんなの要りません。
ぼかしと線、ペンが一種類づつあれば十分ですので、自分に不要なものは削除しちゃっていいと思います。
どうせ、自分で後から作れますしね。
techniques
で、今回は空に雲と太陽を描きたいので配布サイトからブラシを用意します。
自分で作るのは大変なので、ここは先人の力を拝借しましょう。
個人的にはコレが好きです。
「Clouds II Photoshop and GIMP Brushes」
製作者は「redheadstock」様。
海外のサイトですが、英語が読めなくても大丈夫。
Googleさんが翻訳してくれますし、ダウンロードアイコンのデザインは若干の違いがあれど世界共通ですので。
(余談ですが、たまに海外のサイトは見た方がいいです。
学校で勉強するより英語などを覚えられますので)
用意したブラシは専用フォルダを作って管理しておいた方が楽です。
abrという拡張子がフォトショのブラシですね。
後はこの用意したabrファイルを
ウィンドウ → ブラシ → ブラシを読み込む
と選択して、用意したabrファアイルをクリックすれば完了です。
これで雲を描く為のブラシが手に入りました。
入手したブラシをペタペタするだけで雲が出来上がっていきます。
最後に太陽のブラシをペタってしたら、お空の完成です♪
ブラシさえ用意しておけば、簡単な背景は3分とかからず作れちゃうんです。
私が描いた「火拳のエース」ですが、炎はブラシと合成の合わせ技で描いてます。
指先ツールやぼかし、マスクも使ったりしてますが、概ねは3分クッキングのDIYDCですね。
エフェクトが上手く描けなくて困っている方は、ネットサーフィンしてブラシを集めまくることをお勧めします。
Chat GPTなどに「〇〇のフォトショブラシを扱っているサイトを10件ぐらい教えて」と聞いてみてもいいかもしれませんね。
好みのブラシが見つかると思います。
※有料のブラシもあります。
自分専用のブラシを作りたい時は、イラストを描いて「編集」→「ブラシを定義」です。
あっという間に自分専用のブラシが完成です♪
作ったブラシをペタペタするとこんな感じですね。
ハートや星などのブラシを自分で作るのもアリだと思います。
他人が作らなそうなブラシを作って販売サイトにアップするのも、いいかもしれません。
ダウンロードされるのはなかなか難しいでしょうが、Photoshopは進化を続けて50年後も画像加工ソフトの王座に君臨し続けていると思いますので、長いスパンで考えれば不労所得は入ってくるかと。
(AIがブラシを作ってくれるようになるかも知れないので保証はしませんが💧)
以上が簡単なフォトショの「ブラシ」テクニックでした。
イラスト作成、画像加工の幅がいっきに広がりますので、集めておくといいでしょう。
注意点はフォトショにインポートしすぎると、目的のブラシを探すのに手間取るってとこです。
なので、不要なブラシは「ブラシを削除」で消して、自分に必要なブラシだけを残しておきましょう。
前述したabrファイルを残しておけば、いつでもブラシは元に戻せますのでね。
ちなみに自作してブラシを残しておきたい場合は「選択したブラシを書き出し」でabrファイルが作れます。